JT日本たばこ産業(2914)6月・12月確定【株主優待レビュー】2021年12月確定分

株主優待は株式を保有していることで受け取れる商品やサービスです。

「株主優待レビュー」では私が現在保有している株式、過去に保有していたもの、今狙っているものなど、おすすめの株主優待を紹介していきます。

今回は2022年3月2日に、昨年12月末確定のJT日本たばこ産業の株主優待のご案内が届きましたのでご紹介します。

JTは配当利回りが良く、それに加えて株主優待もあるということで人気の銘柄ですが、残念なことに2022年の12月の確定で株主優待制度が廃止になります。

JT日本たばこ産業株式会社の概要

日本や多くの大米諸国では嫌煙の流れが加速していますので、市場は縮小傾向にありますが、それでも喫煙な人気な国というのはあって売り上げは好調に推移しています。

JTがグローバルに展開しているブランドには「ウィンストン 」「メビウス」「キャメル」「LD」などがあります。

フランス、イタリア、ロシア、スペイン、台湾、トルコ、イギリスでは販売が好調で日本国内のセールスを大幅に上回っています。

とはいえタバコ産業の今後の成長性には?がつきますが、現状としては安定した経営をしていて、配当金も高いのでしばらく保有するのもありかなと思います。

JTではタバコだけではなく、加工食品や医薬品の製造もおこなっています。

ロシアの情勢を見ると少し心配な銘柄でもあります。

JT日本たばこ産業の株主優待の内容

JTの株主優待はタバコではなくグループ会社の加工食品が送られてきます。

過去にはタバコや加熱式タバコなどが配られたこともあります。

この優待は自分で意思表示をしないと送られてきませんので注意が必要です。

それと長期保有の条件がありますので、1年以上株主リストに記載されていることが必要です。

12月の株主優待をもらうためには前年の12月のリストと今年の6月のリストに連続で載っている必要があります。

12月の株主リストに載っていてかつ1年以上保有していると、3月頭にこのような案内が送られてきます。

保有株数に応じて内容は変わります。

Aコース100~200株2500相当
①加工食品
もしくは
②災害復興支援に対する寄付
Bコース200~1000株4500相当
①加工食品
もしくは
②災害復興支援に対する寄付
Cコース1000~2000株7000相当
①加工食品
もしくは
②災害復興支援に対する寄付
Dコース2000株売以上13500相当
①加工食品
もしくは
②災害復興支援に対する寄付

このようなはがきに記入して投函します。そうすると株主優待が送られてくるという仕組みです。

JT日本たばこ産業の株主優待制度廃止について

2022年の2月14日に株主優待制度の廃止のニュースが流れました。

株主優待制度の廃止に関するお知らせ (jti.co.jp)

非常に残念ではありますが、JTの魅力は約7%の配当利回りで、株主優待はおまけのようなものでした。

ただこんなにお得な銘柄は少ないので悲しんでいる方も多いと思います。

株主優待を廃止するのは優待が受取れない株主への公平性を考えてというのが多いです。

この制度を廃止するに当たって、セーブできる経費を配当金に上乗せするというのが期待されるところです。

2021年12月確定のJT株主優待セットの内容

こちらでは優待商品が届き次第ご紹介します。

JTの株主優待と配当利回りは?

権利確定6月末、12月末
参考株価2,322.5円(12月末)
単位100株
参考取得価格232,250円
年間株主優待価格加工食品セット 約2500円相当(12月のみ)
年間配当金額140円/株(利回り6.03%)

最近もう少し株価が値下がりしていますがので、利回りはアップしています。

2022年3月4日の終値では2214円まで下がっていますので利回りは6.62%です。

ロシア情勢の影響もあり、これ以上株価も下がり配当も下がるかもしれませんが現状では高い水準の利回りのある銘柄です。

100株の場合は2500円相当の賞品がもらえますので

(14000+2500)/ 232250=7.10%

株主優待も合わせた利回りは7.10%となりました。

やはり強いですね。

JTの株主優待の現金化は可能?

一般に販売されている加工食品ですので、譲渡することは可能です。

ただ買い取ってくれるお店はないと思いますので、メルカリなどで販売するしかないでしょう。

ということでJTの株主優待は現金化が可能です

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